ベラルーシ国鉄(BEB)は11日、ドイツ・ハンブルグ港と提携すると発表した。傘下の運輸・物流センターBELINTERTRANSとハンブルグ港のマーケティング事業体「ハーフェン・ハンブルグ・マーケティング」が締結した契約によると、国際複合一貫輸送や物品配送、情報交換などでの協力を予定している。
\今回の提携の背景には、欧州連合(EU)と欧州近隣パートナーシッププログラム(ENPI)の支援で進められている「アンバーコースト・ロジスティクス(ACL)」プロジェクトがあるようだ。同プロジェクトは、バルト海南東部のへき地とその後背地およびベラルーシ、ウクライナ、カザフスタンの運送事情改善に向けて、国際複合一貫輸送を可能にする積み替え基地の整備に取り組んでいる。
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