ポーランドのエネルギー規制局(URE)は19日、天然ガス卸売市場を自由化すると発表した。これにより、ガス取引業者は卸売価格をUREに届け出て認可を受ける必要がなくなる。
\UREは、天然ガス卸売市場では競争が確保されていると指摘。このような状況下で価格の認可制を維持することは市場の流動性を低下させる可能性があると判断したと説明している。
\ポーランド政府は現在、ガス取引業者に対してエネルギー商品取引所(TGE)で売却するガスが取引全体に占める割合を2013年に30%とし、14年上期にこの比率を50%、14年7月以降は70%へと引き上げることを義務付ける法案を策定中だ。TGEは昨年の12月20日にガスの取引を開始した。
\