クロアチアでは今春以降、公共施設や病院などをパブリック・プライベート・パートナーシップ(PPP)方式で建設するプロジェクトの入札が予定されており、建設業界の活性化につながると期待されている。
\今月中にはザグレブ東部で裁判所など司法機関の建物を建設するプロジェクトの入札が行われる。プロジェクト規模は13億5,000万クナ(1億7,700万ユーロ) 。このほか、ポポヴァチャで神経精神疾患病院(事業規模1億2,400万クナ)、ザグレブで歴史博物館(1億2,600万クナ)と公文書館(1億3,800万クナ)が建設され、ヴァラジュディン、イストリア、ドゥブロブニクでは総額4億2,100万クナを投じて学校の建て替えが実施される。
\来年は5件、合計事業規模52億4,000万クナのPPPプロジェクトの準備作業が進んでいる。リエカでは中央病院(22億5,000万クナ)、図書館および現代美術館が建設される。シベニクでは9億2,000万クナをかけて刑務所が建設される計画だ。
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