チェコ統計局(CSU)が25日発表した3月の景況感指数は84.4(2005年=100)となり、前月の84.2から0.2ポイント改善した。企業景況感にほとんど変化がなかったものの、景気の先行きと所得の見通しに対する消費者の不安が緩んだことで、数値がやや押し上げられた。
\企業景況感指数は85.0となり、前月の85.2から0.2ポイント低下した。業界別では建設業が5.7ポイント増の58.1に改善。現状判断に変化はなかったものの、今後3カ月間、6カ月間の見通しが改善し、数値が上向いた。製造業は85.6で変動なし。
\流通業は現状判断の落ち込みが響き、全体で1.4ポイント減の88.4に低下した。サービス業も需要低迷の影響で0.6ポイント減の87.1へと悪化している。
\消費者景況感は81.0で、1.5ポイント上昇した。
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