カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルが自動車の受託生産事業で中東欧に新たな生産拠点を設けることを検討している。量産車を受託生産する方向という。独業界紙『アウトモビールボッヘ』(AW、オンライン版)が2日付けで報じた。
\マグナは欧州では、墺子会社のマグナ・シュタイヤーがグラーツ拠点で受託生産を手がけている。AW紙によると、同子会社のギュンター・アプファルター社長は、新たな受注を確保できれば中東欧で生産することも検討する方針であるとした。グラーツ工場で高級ブランドのモデルを、中東欧の新拠点では量産車を受託生産する方向という。
\グラーツでは現在、MINIの「ペースマン」や「カントリーマン」、メルセデスベンツの「Gクラス」やプジョー「RCZ」、メルセデスベンツのスポーツカー「SLS AMG」の車体などを生産している。
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