2013/4/10

CIS諸国

ベラルーシ化学繊維大手、近代化に2.7億ドル投資

この記事の要約

ベラルーシの化学繊維メーカー、Mogilevkhimvoloknoは2016年までに総額2億7,650万米ドルを投資して工場の近代化および拡張工事を実施する。ポリエステルの生産能力を強化するのが狙い。\ 同社のプゼヴィッ […]

ベラルーシの化学繊維メーカー、Mogilevkhimvoloknoは2016年までに総額2億7,650万米ドルを投資して工場の近代化および拡張工事を実施する。ポリエステルの生産能力を強化するのが狙い。

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同社のプゼヴィッチ社長によると、工事完了後はポリエチレンテレフタレート(PET)の生産能力が年間8万トンから28万トンに、PET繊維は1万トンから11万トンに、工業用PET糸が9,000トンから2万7,000トンにそれぞれ大幅拡大する。また、PETの増産に伴い原料をジメチルテレフタレートからテレフタル酸に切り替える方針で、カザフスタンの国営石油会社カズムナイガスとテレフタル酸の生産施設の建設で交渉を進めている。

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Mogilevkhimvoloknoはベラルーシ東部のマヒリョウに本拠を置く。国営石油化学会社ベルネフチェヒムの傘下にあり、従業員7,000人を擁する。

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