2013/4/24

ポーランド

VAT税率引き下げの是非、年後半に決定

この記事の要約

ポーランド政府は、2014年からの付加価値税(VAT)の税率引き下げについて今年後半に決定する方針だ。グラボウスキー財務次官がこのほど明らかにした。\ 政府は2011年に13年末までの時限措置としてVATの標準税率を22 […]

ポーランド政府は、2014年からの付加価値税(VAT)の税率引き下げについて今年後半に決定する方針だ。グラボウスキー財務次官がこのほど明らかにした。

\

政府は2011年に13年末までの時限措置としてVATの標準税率を22%から23%に引き上げた。14年には22%に再び引き下げることになっているが、ユーロ危機の影響による景気低迷を背景に予定通り税率を引き下げるべきか政府内でも意見が分かれている。グラボウスキー財務次官はポーランド通信社の取材に対し、VAT引き下げについて明確な日程は決まっていないことを強調するとともに、歳入状況と国内および欧州経済の動向を見極めたうえで、予定どおり14年からVAT税率を引き下げるかどうかを最終決定すると語った。

\