チェコのリース・消費者金融保護協会(SOLUS)が集計した最新統計によると、13年1‐3月期に多重債務または継続的に返済困難な状態に陥っている成人市民の割合は8.15%となり、前の期(12年10‐12月期)に比べ0.1ポイント増加した。
\返済遅延は全ての地域で増加した。多重債務者の割合が最も高かったのはウースチー州(14.85%)だった。また、割合が最も伸びたのはカルロヴィ・ヴァリ州(0.2ポイント増の14%)だった。
\一方で最も比率が低かったのはヴィソチナ州(5.47%)。ズリーン州も5.53%と5%台だった。
\SOLUSは会員企業に対し、債務履行が滞っている、あるいは過去に滞ったことがある個人のデータを提供している。会員企業41社のうち、18社が銀行以外の金融機関が18社、銀行が12社、住宅金融組合が3社、電気通信企業が4社、エネルギー会社が2社、卸売チェーンと保険会社が各1社となっている。
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