トルコ統計局が22日発表した最新の統計によると、製造業・サービス業界における2010年の外資比率(生産高ベース)は14.7%となり、前年に比べ0.7ポイント縮小した。
\国別ではドイツが2.4%でトップ。2位は米国(1.9%)、3位はフランス(1.8%)だった。
\製造業では、たばこ産業で外資比率が高く、88%を記録した。2位は「基礎医薬品・医薬製剤」の50.3%、3位は「自動車・トレーラー・セミトレーラー」の45.1%だった。
\外資企業の事業分野を技術水準別にみると、電気機械(情報通信機器を除く)、自動車など輸送機械、薬品を除く化学などの「ミディアム・ハイテク」が最も多く、53.3%を占めた。2位は紙・パルプ、繊維・衣料、たばこなどの「ローテク」で21.7%、3位はゴム・プラスチック製品、非鉄金属、石油精製などの「ミディアム・
\ローテク」で14.9%、4位は航空宇宙、医薬品、事務機器、情報通信機器、コンピューター、光学・精密機械などの「ハイテク」で10.1%だった。
\今回の統計は2010年の産業・サービス統計(AISS)のうち、全データがそろっている企業を対象に分析した。対象となった6万5,781社は全生産高の約8割を占める。うち、1,641社が直接・間接的に外資の管理下にある。
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