エストニアの木質ペレット大手、グラーヌル・インベストは、ラトビアのインチュカルンスに木質バイオマスの熱電併給装置(コジェネ)を設置する。同装置の発電能力は4メガワット(MW)、熱供給能力11.3MWで、14年10月に稼働開始の予定。設備は墺ウルバス・マシーネンファブリークが納入する。
\グラーヌルはバイオマス利用など再生可能エネルギープロジェクトを積極的に推し進めている。インチュカルンスには同社のペレット工場があり、年間17~20万トンを生産する。グラーヌルは同工場の稼働に必要なエネルギーを同コジェネで賄うほか、余剰エネルギーを地元の電力会社にも販売する予定だ。
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