2013/4/24

ロシア

レノバ、蘭ピューラックとポリ乳酸の共同生産で事業化調査

この記事の要約

ロシアの複合企業レノバ傘下のROTECと、製パン材料、食品添加物大手の蘭CSM子会社で乳酸世界最大手のピューラックはこのほど、ロシアでのポリ乳酸(PLA)の共同生産に関する事業化調査を実施することで合意した。\ PLAは […]

ロシアの複合企業レノバ傘下のROTECと、製パン材料、食品添加物大手の蘭CSM子会社で乳酸世界最大手のピューラックはこのほど、ロシアでのポリ乳酸(PLA)の共同生産に関する事業化調査を実施することで合意した。

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PLAは生分解性を持つバイオプラスチックの一種で、農産物由来の持続可能な素材として注目を集めている。合意によると、ROTECはPLAの生産に最適な農地と原料の入手可能性に関連する立地の検討と、ロシアのPLA需要に関する市場調査を担当。ピューラックは原料からPLAを生産する最適なテクノロジーの分析および投資対効果検討書の作成を担当する。地元メディアの報道によると、両社は年間10万トンの生産能力を持つ工場を建設する方向で協議しており、投資額は160億ルーブル(3億9,000万ユーロ)を見込んでいるという。

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