ブルガリア最大手の化粧品メーカー、アロマはこのほど、600万ユーロを投資してソフィアに建設していた新工場の開所式を行った。同工場は欧州の化粧品・香水の製造・品質管理基準であるGMPに準拠した製造設備を備えており、国外向け高品質製品にも対応できる体制を整えることで、事業拡大を狙う。
\新工場は製品の高品質を確保すると同時に、環境面でも高い配慮が施されている。エネルギー管理システムにより電力消費量を従来式の製造ラインに比べ大きく節減できるほか、閉鎖循環システムで水を再利用することで水消費量も抑えることができるという。
\アロマは1920年代の創業で化粧品、スキンケア、ヘアケア製品などを製造する。自社ブランド製品のほか、スーパーやドラッグストアなどのプライベートブランドの開発・製造にも注力する。世界50カ国以上を市場とし、売上全体の約6割を輸出が占める。
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