2013/5/8

ポーランド

欧州復興開発銀、CCGTプラント建設に融資

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)は4月29日、ポーランドのガスタービン複合サイクル(CCGT)プラント建設プロジェクトに2億8,300万ズロチ(6,900万ユーロ)を融資すると発表した。同国の電力セクター近代化を支援する事業 […]

欧州復興開発銀行(EBRD)は4月29日、ポーランドのガスタービン複合サイクル(CCGT)プラント建設プロジェクトに2億8,300万ズロチ(6,900万ユーロ)を融資すると発表した。同国の電力セクター近代化を支援する事業の一環。

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CCGTプラントは電力大手タウロンとポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)が南東部のスタロヴァ・ヴォーラ発電所で老朽化した石炭火力発電プラントに代わって建設するもので、年間95万トンの二酸化炭素(CO2)削減が見込まれている。総工費は推定10億ズロチで、EBRDのほか、ペカオ銀行と欧州投資銀行(EIB)も資金を提供する。

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EBRDは1991年以来、ポーランドに60億4,600万ユーロを投資している。同国は石炭に大きく依存するエネルギー構造から脱却するため、エネルギー源の多様化を進めており、EBRDはエネルギーセクターへの資金供与を重点的に行なっている。

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ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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