ロシア石油最大手の国営ロスネフチが4月30日発表した2013年1-3月期(第1四半期)連結決算の純利益は1,020億ルーブルで、前年同期比で12.8%減少した。為替差損と金融コストの増加が響いた。売上高は英BPとの合弁会社であるTNK-BP買収の効果で同7%増の8,120億ルーブルに拡大。TNK-BP分を除いた内部成長ベースでは3.7%の減収だった。ロスネフチによると、石油精製品需要が低下するシーズンに当たったため。
\1-3月期の原油と天然ガスの合計産出量は1日当たり480万4,000 BOE(石油バレル換算)で、前年同期比82.4%の大幅増となった。内訳は原油生産高が416万9,000BOE(73.1 %増)、天然ガスは63万6,000BOE(180.9%増)だった。(1RUB=3.19JPY)
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