ロシア機械・冶金大手のキーロフ・ザヴォードはこのほど、チェコの鉄道車両大手シュコダ・トランスポーテーションと合弁で鉄道車両生産会社を設立すると発表した。初期投資額は1,500万ユーロ。1年以内に生産体制を整え、年間売上高で1億ユーロ超を目指す。
\地下鉄車両、連接型の低床式路面電車、2階建て近郊鉄道車両を「キーロフ・シュコダ」のブランド名で生産する。シュコダの技術を取り入れて車両の省エネ化を図るとともに、西欧レベルの居住性を確保する。
\製品はモスクワ、サンクト・ペテルブルグなど、主にロシアの大都市に出荷する。すでにサンクト・ぺテルグルグの地下鉄向けに車両54両を8,000万ユーロで受注済みだ。
\生産拠点はサンクト・ペテルブルグにあるキーロフ工場内に設置する。溶接、塗装から組立、テストまで、1年以内にすべての工程をスタートさせる。
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