トルコの複合企業ハッタト・ホールディングはこのほど、中国の発電所設備最大手、ハルビン(哈爾浜)電気集団と黒海沿岸のアマスラに石炭火力発電所を建設する契約に調印した。
\新発電所の発電容量は2,640メガワット(MW)で、投資額は24億米ドル。現地で産出する石炭を利用して発電する。ハッタトは新発電所の建設をめぐって中国、韓国および西欧の電力設備メーカーと協議していた。
\ハルビン電気はボイラー、蒸気タービン、ガスタービン、発電機など大型の火力発電設備や水力発電設備を生産するほか、発電所建設を請負っており、世界20カ国で発電所の建設プロジェクトを進めている。同社とハッタト・ホールディングは昨年10月、トルコ北部でボイラーやタービンなど発電設備を合弁生産することで合意している。
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