2013/5/29

CIS諸国

印タタ・パワーなど3社、グルジアに水力発電所建設

この記事の要約

印財閥タタ・グループ傘下の電力大手タタ・パワー、ノルウェーの水力発電事業者クリーン・エナジー・インベスト、国際金融公社(IFC)インフラベンチャーズファンドは先ごろ、グルジアに水力発電施設を建設するプロジェクトの実施で合 […]

印財閥タタ・グループ傘下の電力大手タタ・パワー、ノルウェーの水力発電事業者クリーン・エナジー・インベスト、国際金融公社(IFC)インフラベンチャーズファンドは先ごろ、グルジアに水力発電施設を建設するプロジェクトの実施で合意した。

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黒海沿岸のアジャリア自治共和国のアジャリスツカリ川流域で4カ所の水力発電所を建設する。総発電容量400メガワット(MW)で、プロジェクト規模は総額7億米ドルと推定されている。

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プロジェクトへの出資比率はタタ・パワーとクリーン・エナジがそれぞれ40%、残り20%がIFCインフラベンチャーズとなっている。タタ・パワーによると、プロジェクトは三段階に分けて実施され、第一期工事は2016年半ばに完了する見通し。水力発電所で発電した電力は国内のほかトルコに輸出する計画だ。

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ロシア通信社RIAノーボスチによると、グルジアでは国内の水力資源の20%程度しか活用されていないという。

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