ハンガリー政府は5月31日、タイヤ大手ブリヂストンの現地子会社と戦略的パートナーシップ協定を締結した。投資と雇用創出に貢献している同社との関係を一段と緊密にするのが狙い。
\ブリヂストンは2008年、中部のタタバーニャに工場を開設した。現在は350人を雇用している。同工場には2億6,700万ユーロを投じて17年までに生産能力を3倍に増強し、1日1万8,000本とする計画だ。これに伴い従業員も505人増員する。
\ハンガリー政府は戦略的産業分野で重要な位置を占める企業との関係強化を進めており、これまでにコカコーラ、アルコア、ダイムラー、スズキ、ハンコックタイヤ、リヒター・ゲデオン、マイクロソフト、ゼネラルエレクトリック(GE)、スタドラー・トレインズ、テスコ、IBM、タタ・コンサルタンシー・サービス、ノキア・シーメンス、ナショナル・インスツルメンツ、アウディ、ジェイビル・サーキットコンチネンタル、ダルキア、レゴ、テヴァ、サノフィと戦略的パートナーシップ協定を結んでいる。最終的には約40社と協定を結ぶ予定だ。
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