ラトビアの樹脂包装材メーカーであるバルチック・ポリマーズはこのほど、アダジ(リガ近郊)に新工場を開設した。投資額は356万ユーロ。需要の急拡大で2003年に操業を開始したエルガヴァ工場が生産能力の限界に達しているためで、新工場が今後の需要拡大の受け皿となる。
\新工場では食品業界向けの包装用フィルム、真空パック用袋、フレキソ印刷やラミネート技術を採用した包装材のほか、再生材を使ったゴミ袋など自社ブランド商品も製造する。
\製品はエストニアとリトアニアにも輸出し、ルーマニアとアイスランドでは試験販売を行っている。国際事業拡大を目指し、ロシアとベラルーシでも顧客開拓に取り組む方針だ。
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