ポーランド中央統計局(GUS)が19日発表した2013年5月の鉱工業生産高(建設業除く)は前年同月比1.8%減となり、2カ月ぶりに後退した。鉱業が比較的好調だったものの、製造業、発電・ガス生産などのエネルギー関連が落ち込み足を引っ張った。前月比は0.7%減で、1-5月の累計も前年同期を1%下回った。
\鉱工業全34業種のうち18業種で前年同月を下回った。特に落ち込みが大きかったのは石炭・石油製品(11.7%減)、機械・設備(11.1%減)、コンピューター・電子・光学機器(9.8%減)、鉄鋼(8.3%減)、金属製品(4.3%減)など。前年同月を上回ったのは家具(6.7%増)、電気設備(5.0%増)、自動車・トレーラー・セミトレーラー(4.3%増)、ゴム・樹脂製品(4.3%増)など16業種だった。
\同日発表された5月の建設業生産高は前年同月比で27.5%減少した。土木は32.7%減、ビル建設は27.9%減、特殊建築物は17.7%減と軒並み低調だった。1-5月の累計も前年同期を21.5%下回った。
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