チェコのトラックメーカーであるアヴィアは17日、7月末でプラハ工場を閉鎖すると発表した。部品供給を含めたアフターサービスは継続するとしている。
\アヴィアは創業60年以上の伝統を持つブランドだが、プレス報道によると今年1-5月累計の生産台数はわずか4台と、厳しい経営状況に追い込まれている。今後は親会社である商用車大手アショク・レイランドが本国インドで生産を引き継ぐもようだ。
\プラハ工場は2012年に1,003台を生産、販売した。売上高は6億6,500万コルナで前年比56％の大幅増収となったが、引き続き最終赤字を計上。損益分岐点は販売台数約3,000台とされ、黒字化は非常に困難な状況だ。従業員数は12年末時点で227人。
\アショク・レイランドは06年にアヴィアを買収した。インドの複数メディアの報道によると、同社はウッタラーカンド州パント・ナガールの自社工場でアヴィアの新モデルシリーズを7月に生産開始する計画という。(1CZK＝4.96JPY）
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