日本特殊陶業(NGK)は25日、モスクワで現地販売法人「NGKスパークプラグ・ユーラシア」を設立したと発表した。資本金は1億2,000万ルーブル。スパークプラグ、酸素センサーの補修用需要の拡大を見込み、販売・供給体制を強化する。
\販売法人の設立は、中期経営計画で掲げる事業拡大・市場新規開拓戦略の一環だ。同社によれば、ロシアの自動車保有台数は2005年の2,500万台から2012年には3,600万台まで拡大。新車市場に占める外国ブランド車の比率は80%に上り、補修用部品の需要が継続して拡大すると予想される。
\これまでロシア市場はドイツ子会社の欧州NGKスパークプラグのモスクワ事務所が担当してきたが、需要拡大に十分に対応するためには販社設立が必要と判断した。(1RUB=2.97JPY)
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