中国通信大手の華為技術が、セルビア国鉄(ZS)の通信設備近代化プロジェクトを受注した。プロジェクトは総額2億ユーロ規模で、第一期投資として2018年までに7,800万ユーロが支出される。資金は主に中国からの融資で賄われる。
\第一期投資では、中東欧幹線の「コリドーX線」のザグレブ(クロアチア)~ニシュ~スコピエ(マケドニア)間およびスコピエ~ソフィア(ブルガリア)間と、「コリドーXI線」のベオグラード~バール(モンテネグロ)間、パンチェヴォ~ヴルシャツ間、ポジェガ(クロアチア)~クラリェヴォ~ラポヴォ間が対象となる。
\セルビア国鉄のシモノヴィッチ総裁によると、今回の通信設備の近代化は線路インフラと車両の更新を含んだ、設備の全面的近代化計画を構成するものだ。同計画では安全性の向上とともに、最先端の通信設備導入で経営効率を改善させることを狙っている。
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