2013/7/24

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

中国発電プラント大手、ボスニアのコンバインドサイクル発電所を受注

この記事の要約

中国の発電プラント建設大手、山東電力建設第三工程公司(セプコIII)はこのほど、ボスニア中部の工業都市ゼニツァのコンバインドサイクル発電所の建設プロジェクトを受注した。発注者である市当局とカザフスタン国営石油ガス会社カズ […]

中国の発電プラント建設大手、山東電力建設第三工程公司(セプコIII)はこのほど、ボスニア中部の工業都市ゼニツァのコンバインドサイクル発電所の建設プロジェクトを受注した。発注者である市当局とカザフスタン国営石油ガス会社カズムナイガスの子会社KTGの発表によると、セプコIIIがドイツ、イタリア、スペインの競合を抑えて2億1,800万ユーロで落札した。10~11月の着工を予定する。

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新発電所の発電能力は390メガワット、熱供給能力は170メガワットで、電力と地域暖房を供給する。工事期間は23カ月で、6カ月の試験運転期間を経て送電網に連繋する。ゼネラル・エレクトリックがガスタービンを納品する。

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ゼニツァ市とKTGは2009年に合弁会社KTGゼニツァを設立し、プロジェクトに着手した。現在の出資シェアは市が25%、KTGが75%。ロイター通信によると、7月中にセプコIIIと資本参加について交渉する。

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