2013/7/24

ロシア

ロシア極東インフラ開発に中韓投資家が関心

この記事の要約

ロシア国鉄(RZD)のヤクーニン総裁は18日、ハバロフスクで開かれた鉄道調整委員会で、中国と韓国の投資家がロシアにおけるインフラ整備計画に関心を示していることを明らかにした。シベリア横断鉄道、バイカル・アムール鉄道(BA […]

ロシア国鉄(RZD)のヤクーニン総裁は18日、ハバロフスクで開かれた鉄道調整委員会で、中国と韓国の投資家がロシアにおけるインフラ整備計画に関心を示していることを明らかにした。シベリア横断鉄道、バイカル・アムール鉄道(BAM)の近代化を含む鉄道運輸能力の拡大、道路網の整備、発電事業、航空サービス、空港・港湾インフラへの投資などが対象となっている。ただ、インフラ計画の投資資金を民間投資家から調達するための法的枠組みが存在せず、問題を難しくしているという。

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ヤクーニン総裁によれば、ロシア極東地域の鉄道近代化計画の投資額は2018年までに5,620億ルーブルを超える見通しだ。このうち1,170億ルーブル(36億米ドル)が今後2年間で支出される。

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プーチン大統領は先に、シベリア横断鉄道、BAMの改修に2億6,000万ルーブルを振り向けると話した。これに加え、国鉄が自社の投資資金から3億ルーブルを支出することになる。

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イシャエフ極東開発相によれば、シベリア横断鉄道の近代化では高速鉄道化とともに、サハリンから日本へ至る路線の延長も視野に入れているという。

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