2013/7/31

総合・マクロ

ロシアとマケドニア、サウス・ストリーム建設で正式調印

この記事の要約

ロシアとマケドニアは23日、ロシア産天然ガスを黒海経由で欧州に輸送するパイプライン「サウス・ストリーム」の支線をマケドニア国内に建設する政府間協定に調印した。\ ロシアのノヴァク・エネルギー相、マケドニアのグルエフスキー […]

ロシアとマケドニアは23日、ロシア産天然ガスを黒海経由で欧州に輸送するパイプライン「サウス・ストリーム」の支線をマケドニア国内に建設する政府間協定に調印した。

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ロシアのノヴァク・エネルギー相、マケドニアのグルエフスキー首相、スタヴレスキー副首相兼財務相がモスクワで協定書に調印した。協定には、ロシアの天然ガス企業ガスプロムとマケドニアン・エナジー・リソーシズが折半出資で合弁会社を設立することや、マケドニア政府がパイプライン建設プロジェクトに優遇税制を適用することなどが盛り込まれている。

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マケドニア政府は協定書の調印を受けて声明を発表し、「サウス・ストリームはマケドニアにとって戦略的に重要であり、次世代に安定的な天然ガス供給を保証するものだ」と述べた。

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サウス・ストリームはロシア南西部からウクライナを迂回して黒海海底を通り、イタリア北部に至る全長2,380キロキロメートルのガスパイプライン。総工費は最大で250億ユーロに上る。運営会社にはガスプロムが50%を、残り半分をイタリアと独仏の資源エネルギー企業が出資する。

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