曙ブレーキによるスロバキア新工場の設立計画が実現に向けて大きく前進した。スロバキアニュースサイト『The Slovak Spectator』（オンライン版）が23日報じたところによると、同国北西部のトレンチーン市議会は22日、建設予定地の大部分を占める国有地をスロバキア土地基金（SLF）から90万4,000ユーロで買収する案を承認した。市有地部分をあわせた用地全体を92万ユーロで曙ブレーキに譲渡する見通し。
\曙ブレーキが建設を計画する工場の総床面積は4万平方メートルで、来年3月に着工し、来年末までの稼動開始を見込む。また工場新設によって350人の新規雇用が生まれる見通し。
\トレンチーン市のリブニチェク市長によると、立地にあたってはハンガリー、ポーランド、チェコも候補に上がっていたという。
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