ロシアの2013年上半期のポリプロピレン(PP)生産量は、前年同期比25%増の約40万2,000トンに急拡大した。業界コンサルティング会社マーケットレポートが明らかにした。
\マーケットレポートによると、西シベリア・オムスクでPoliOmが年産最大18万トンで生産を開始したことや、Sibur傘下のTobolsk-Polimerが5月に年産50万トンの計画で試験生産を始めたことで生産量が拡大した。
\その他のメーカーは前年同期とほぼ同水準の生産量だった。
\メーカー別で最も生産量が多かったのはNizhnekamskNefteKhim(NKNKh) の10万4,300トン。これに、TomskNefteKhimの6万9,000トンやルクオイルの子会社であるStavrolenの6万3,400トン、BashNeft傘下UfaOrgSintezの6万700トン、SANORSの子会社であるNefteKhimiyaの6万トンが続いた。
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