2013/8/7

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ルーマニア利下げ、過去最低の4.5%に

この記事の要約

ルーマニア中央銀行は5日、主要政策金利を0.5ポイント引き下げ過去最低の4.5%に設定した。利下げは7月に続いて2カ月連続。アナリストらは0.25ポイントの利下げを予想していた。インフレ率の低下を受けて、利下げが加速した […]

ルーマニア中央銀行は5日、主要政策金利を0.5ポイント引き下げ過去最低の4.5%に設定した。利下げは7月に続いて2カ月連続。アナリストらは0.25ポイントの利下げを予想していた。インフレ率の低下を受けて、利下げが加速した格好だ。

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ルーマニアは先月30日、世界通貨基金(IMF)および欧州連合(EU)から予防的融資枠の設定を受けることで事務レベル合意が成立した。これによりルーマニアに対する投資家の信頼が向上するとみられる。低インフレ率に加えて、この観点からも、金融緩和を継続する可能性が強い。

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ルーマニア国内総生産(GDP)は第1四半期に前年同期比で2.2%拡大。1.1%の増加を示した前期から加速する傾向にある。

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ボイニャ予算担当相は先月29日、外需拡大を根拠に、今年の経済成長予測を従来の1.6%から1.9%へ上方修正した。IMFも今年約2%、来年は2.25%の成長を見込んでいる。

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