世界経済フォーラム(WEF)が4日発表した「国際競争力レポート」最新版によると、中東欧諸国ではエストニアが32位でトップに立った。このほか、アゼルバイジャン(39位)、ポーランド(42位)、トルコ(44位)、チェコ(46位)、リトアニア(48位)、カザフスタン(50位)が上位50カ国にランクインしている。最低はキルギスタン(121位)とセルビア(101位)。世界全体のトップ3はスイス、シンガポール、フィンランドで前年と変わらなかった。
\WEFはビジネス環境や市場規模、政府の取り組み、教育、医療、技術革新といった経済競争力に関する各項目について経営者にアンケートを実施。統計データを加味してランキングを作成する。今回は148の国と地域を調査対象とした。
\東欧トップとなったエストニアは教育システム、製品・金融市場の発達度と効率性、マクロ経済の安定性、労働市場の効率性などが評価された。とくに労働市場効率性では世界12位と非常に高い評価を受けた。
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