ポーランド国立銀行(NBP)は4日の金融政策理事会で、政策金利を2.5%に据え置くことを決定した。中銀は昨年11月から今年7月まで9カ月連続で利下げを実施し、金利は4.75%から過去最低の2.5%まで低下したが、前月の理事会後に利下げ終了を宣言していたことから、今回の決定は予想通り。
\ポーランドは今年4-6月期の国内総生産(GDP)成長率が前期を上回ったほか、インフレ率も低水準で推移していることなどから、中銀は金融緩和に終止符を打った。アナリストらの間では、中銀は当面、金利を据え置き、来年1-3月期に利上げに転じるとの見方が出ている。
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