スロベニア金融最大手で国営のノヴァ・リュブリャナ・バンカ(NLB)が企業再編の一環として228人を削減する。2015年までに雇用を700人減らす計画の第1弾となる。昨年末の従業員数は約3,570人、6月末時点では3,540人だった。
\今回の削減では3分の2が早期退職制度などを利用した離職の形をとり、残る3分の1は解雇扱いとなる。
\NLBは巨大な不良債権を抱え、6月中間期決算で8,600万ユーロの赤字を計上した。「スリムな銀行」への転換を通じて事業を立て直す方針を掲げている。
\NLBは南東欧など国外12カ国で事業を展開するNLBグループの中核銀行。グループ全体では7,000人を雇用している。グループ企業でも人員を削減するかどうかは不明だ。
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