自動車大手の仏PSAプジョー・シトロエンがスロバキアのトルナバ工場で生産調整を実施する。欧州需要の低迷を受けた措置で、23日から1週間、操業を停止する予定。18日付の同国経済紙『ホスポダルスケ・ノビニ』が報じた。
\PSAの広報担当者によると、同工場の従業員3,000人には生産停止期間中、賃金の60％を支給する。また、一部の労働時間については過去の残業で積み増した労働時間口座の取り崩しで対応する。同社は10月以降も生産調整を実施する意向で、金曜日の操業停止などを検討している。
\トルナバ工場ではプジョー「207」とシトロエン「C3ピカソ」を生産している。市場関係者によると、同工場で生産する車両の7割が欧州市場向けという。
\
