2013/10/2

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ブリヂストン、トルコに第2工場設置へ

この記事の要約

ブリヂストンがトルコで乗用車用ラジアルタイヤ工場の新設に向けて用地取得に乗り出している。完成すると、イズミット工場に続いてトルコで2番目の生産拠点となる。サバンジ・グループとの合弁会社ブリサに操業を任せる予定だ。具体的な […]

ブリヂストンがトルコで乗用車用ラジアルタイヤ工場の新設に向けて用地取得に乗り出している。完成すると、イズミット工場に続いてトルコで2番目の生産拠点となる。サバンジ・グループとの合弁会社ブリサに操業を任せる予定だ。具体的な立地や投資規模は公表されていない。

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ブリヂストンは25年前にブリサを設立し、イズミット工場で乗用車・商用車向けのラジアルタイヤを生産してきた。同国経済の成長が今後も続き、タイヤ需要が高まると判断し、生産拠点の増設を決断した。

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トルコは着実な経済成長と地の利を武器に多くの国外直接投資(FDI)を呼び込んでいる。先月18日には住友ゴムもチャンクル県での工場建設に着手した。

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トルコ投資庁(ISPAT)は今後6年で1,100億米ドルのFDI獲得を目指している。昨年のFDI総額は124億ドルで、国連貿易開発会議(UNCTAD)によると、世界24位につけている。

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