ハンガリー中央統計局（KSH）が19日発表した2013年8月の名目賃金は平均22万4,846フォリントとなり、前年同月比で4.7％上昇した。税金と社会保険料を除いた手取りは6.2％増の14万7,275フォリント。経済ニュースサイトportofolio.huによると、同月のインフレ率が過去最低の1.3％となったため、物価上昇を加味した実質の手取り額は4.8％上昇した。
\名目賃金を部門別でみると、公共部門は7.4％増の20万5,868フォリントで、平均を上回る伸びとなった。内訳は正規職員が9.9％増の22万8,995フォリント、雇用対策による職業訓練生が5.2％増の7万6,445フォリント。非営利部門も6.5％増の20万6,606フォリントと伸び率が大きい。民間は3.8％増の23万4,262フォリントと、増加幅が比較的小さかった。
\名目賃金が最も高かった業界は金融・保険で、43万1,151フォリントに上った。これにエネルギー（42万4,820フォリント）、情報・通信技術（41万7,701フォリント）が続いた。最も低かったのは林業・製材業（12万3,737フォリント）、ホテル・レストラン（14万6,900フォリント）だった。（1HUF＝0.46JPY）
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