ポーランド政府は、若者向け住宅購入支援プログラムj「フラット・フォー・ヤングアダルト(MdM)」を来年1月から発足させる方針だ。若者の住宅取得を促進するとともに、住宅市場の活性化を狙う。
\MdMは35歳以下の持ち家を持たない若者で、新築物件の購入者が対象。原則としてアパートの場合は75平方メートル、戸建ての場合は100平方メートル以下というのが支援の条件だが、子供が3人以上の家族についてはアパートの場合は85平方メートル、戸建ての場合は110平方メートル以下に緩和される。MdMの予算は35億5,300万ズロチ(8,430万ユーロ)で、2018年までに11万5,000件の申請を見込んでいる。
\支援が適用される物件は、国立商業銀行(BGK)が算出した上限価格を超えないものに限られる。上限価格は自治体によって異なり、例えばワルシャワでは1平方メートルあたり5,865ズロチ、ワルシャワ近郊で4,405ズロチ、その他のマゾフシェ県地域で3,670.7ズロチと定められている。(1PLN=31.73JPY)
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