2013/11/6

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ルーマニア、ごみリサイクル率引き上げが課題に

この記事の要約

ルーマニアでは廃棄物のリサイクルが大きな課題となっている。欧州統計局ユーロスタットによると、同国では都市ごみのリサイクル率がわずか1%にとどまっている。大半のごみは埋め立て処分場に運ばれるが、欧州連合(EU)の基準を満た […]

ルーマニアでは廃棄物のリサイクルが大きな課題となっている。欧州統計局ユーロスタットによると、同国では都市ごみのリサイクル率がわずか1%にとどまっている。大半のごみは埋め立て処分場に運ばれるが、欧州連合(EU)の基準を満たした処分場は全国に33カ所しかないというお粗末な状況だ。

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同国では食品を中心にプラスチック容器包装が急速に普及しており、これに伴いプラスチックごみが増加している。政府によると、容器包装のリサイクル率は2011年に46%だったが、今年はこれを55%に引き上げる方針だ。

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ルーマニアでは2007年から今年にかけて、EUからの補助金交付対象となる環境プロジェクト25件が認可された。プラホヴァ郡では1,600万ユーロを投じて機械・生物的処理が可能なごみ処理施設が建設され、プロイエシュティでは1950年代に埋め立てがはじまった処分場が閉鎖される。また、ヤシでは機械・生物的処理施設が建設されるほか、分別施設を拡張する。

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