2013/11/27

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

米自動車部品リア、ルーマニア事業強化

この記事の要約

米自動車内装部品大手のリア・コーポレーションは19日、ルーマニア北東部のヤシに自動車シート工場を開設すると発表した。同社はピテシュとクンプルングの3つの工場で電装部品を生産するが、シート事業でルーマニアに進出するのは初め […]

米自動車内装部品大手のリア・コーポレーションは19日、ルーマニア北東部のヤシに自動車シート工場を開設すると発表した。同社はピテシュとクンプルングの3つの工場で電装部品を生産するが、シート事業でルーマニアに進出するのは初めて。新工場の開所は来年1月を見込む。

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ヤシ工場では主にシートの表層材を製造し、欧州の主要自動車メーカー全てに供給する。約1,500人の雇用を創出する。繊維産業の中心地であるヤシの立地条件を活かすとともに、国内の他の拠点とも連携し、事業拡大を図る。

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リアは米ミシガン州サウスフィールドに本社を置き、36カ国で事業を展開。従業員数は約11万人。中東欧ではルーマニア、ポーランド、スロバキア、ハンガリー、チェコ、またロシアとトルコにも生産拠点がある。

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