2013/11/27

バルト三国

ポーランドのバス最大手ソラリス、ラトビアから大型受注

この記事の要約

ポーランドのバス製造最大手、ソラリスがラトビアから9,000万ユーロ弱の大型受注を獲得した。首都で公共交通網を運営するリガ交通にディーゼルバス175台、トロリーバス125台を納入する。契約ではそれぞれ30%の追加発注を認 […]

ポーランドのバス製造最大手、ソラリスがラトビアから9,000万ユーロ弱の大型受注を獲得した。首都で公共交通網を運営するリガ交通にディーゼルバス175台、トロリーバス125台を納入する。契約ではそれぞれ30%の追加発注を認めるオプションが合意された。

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納期は来年から2018年まで。ディーゼルバスについては、来年から導入される欧州排ガス基準「ユーロ6」を満たすエンジンを搭載する。

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ディーゼルバスはソラリスが単独で製造する。一方、トロリーバスではチェコのシュコダ・エレクトリックと共同で生産に当たる。

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ソラリスはポーランド最大のバスメーカー。ここ数年でチェコ、ドイツ、オーストリアなどでのシェアを急速に伸ばし、欧州市場での地位を強化している。輸出台数では欧州トップを誇る。昨年の輸出比率は72%に上った。

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ラトビアへはこれまでバス・トロリーバスを合わせて253台を輸出している。このうち223台とリガ向けだった。

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