2013/11/27

ロシア

欧州復興開発銀、ロシアとウクライナの穀物事業を支援

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)は19日、穀物大手ルイ・ドレイファス・コモディティーズ(本社:オランダ・ロッテルダム)のグループ会社で穀物サイロをロシアで運営するルイ・ドレイファス・コモディティーズ・サイロスに3,050万米 […]

欧州復興開発銀行(EBRD)は19日、穀物大手ルイ・ドレイファス・コモディティーズ(本社:オランダ・ロッテルダム)のグループ会社で穀物サイロをロシアで運営するルイ・ドレイファス・コモディティーズ・サイロスに3,050万米ドルを出資したと発表した。EBRDは今年初め、ルイ・ドレイファス・コモディティーズのロシアとウクライナの子会社に7,500万ユーロの融資も実施している。

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ルイ・ドレイファス・コモディティーズはロシアとウクライナで計18本の穀物サイロを運営している。EBRDから得た資金は、両国にある既存のサイロの近代化や拡張のほか、物流システムの改善、ウクライナでの新たなサイロの建設などに充てる。

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EBRDは食糧安全保障を重要分野の1つに位置づけており、ルイ・ドレイファス・コモディティーズへの融資や資本参加を通して穀物の輸出事業を支援する。

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