2013/12/11

ポーランド

石油化学コンビナート建設、化学・石油大手が提携で

この記事の要約

ポーランドの化学大手アゾティは3日、石油大手のロトスと石油化学プロジェクトで提携すると発表した。120億ズロチ(28億5,000万ユーロ)を投資して石油化学コンビナートを建設する。貿易赤字縮小を目指す政府の方針に沿うもの […]

ポーランドの化学大手アゾティは3日、石油大手のロトスと石油化学プロジェクトで提携すると発表した。120億ズロチ(28億5,000万ユーロ)を投資して石油化学コンビナートを建設する。貿易赤字縮小を目指す政府の方針に沿うもので、基礎化学品・有機化学品の国産比率引き上げを目指す。

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両社はまず事業化調査を共同で進め、その結果を踏まえて来年中に実行するかどうかを決定する。実施の際には、ポーランド開発投資公社(PIR)から最大7億5,000万ズロチ(1億7,800万ユーロ)の支援が受けられる見通しだ。

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工期は2016~18年、稼働は19年の予定。工事期間には5,000~7,000人、コンビナート稼働後は2,000人の雇用が見込めるという。

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アゾティによると、化学品貿易によるポーランドの貿易赤字額は昨年167億ズロチ(41億ユーロ)に上った。これは同国の貿易赤字全体の75%に相当する。

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