2013/12/11

CIS諸国

EBRD、ウクライナの農業最大手への融資拡大

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)がウクライナの農業事業最大手ミロヴィンスキ・フリボプロダクト(MHP)への融資を拡大する。2010年に行った5,000万米ドルの融資と合わせると、総融資額は1億米ドルとなる。MHPは調達資金を […]

欧州復興開発銀行(EBRD)がウクライナの農業事業最大手ミロヴィンスキ・フリボプロダクト(MHP)への融資を拡大する。2010年に行った5,000万米ドルの融資と合わせると、総融資額は1億米ドルとなる。MHPは調達資金をEBRDの既存ローンの一部返却にあてるとともに、農業事業の多角化に投資する。

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MHPは1998年の設立で、垂直統合型の事業体制のもと穀物・飼料および鶏肉を生産・販売する。国内およびロシアでの穀物生産事業を強化拡大するため、生産体制の整備に投資し、生産効率向上を図る計画だ。同戦略の一環で、ロシア南西部のヴォロネジ州に4万ヘクタールの農地を所有する農業会社を買収している。

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EBRDのウクライナへの総融資額は8月末時点で86億ユーロ超え、327のプロジェクトを支援している。

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