仏通信大手オレンジのポーランド子会社であるテレコムニカーツィヤ・ポルスカ(TP)は10日、2,950人の従業員を削減すると発表した。在職期間が10年を超える従業員を対象に希望退職を募る。
\通信市場の競争激化や通信サービス価格の下落による業績低迷を受けた措置で、2015年までに実施する。
\TPは現在約2万人いる従業員を16年までに1万5,000人に縮小することを目指しており、今回発表された措置はその一環。希望退職者には、勤続年数に応じて月給の4~15倍の退職金が支払われる。
\TPは、固定電話事業の不振に加え、モバイルターミネーションレートの引き下げ、新規業者の参入による競争激化などにより業績の低迷が続いており、コスト削減と非中核事業の売却を中心とした経営合理化を進めている。
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