2013/12/18

チェコ・スロバキア

独コンティネンタル、チェコ工場で商用車タイヤ生産拡大

この記事の要約

独自動車部品大手のコンティネンタルは11日、チェコ東部・オトロコヴィツェにあるタイヤ工場を拡張すると発表した。1億6,500万ユーロを投じて、商用車・トラック向けタイヤの生産能力を今後5年で現在のほぼ2倍の年150万本に […]

独自動車部品大手のコンティネンタルは11日、チェコ東部・オトロコヴィツェにあるタイヤ工場を拡張すると発表した。1億6,500万ユーロを投じて、商用車・トラック向けタイヤの生産能力を今後5年で現在のほぼ2倍の年150万本に引き上げる。新規雇用で300人以上を見込む。

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オトロコヴィツェ工場の拡張は、長期的な成長が見込める商用車向けタイヤ市場で事業基盤を強化する戦略に沿ったもの。生産能力の拡大に伴い、これまで欧州・中東・アフリカ地域に限られていた同工場の製品供給エリアをアメリカ、ロシアにも広げる。

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コンティネンタルは今年1月、米イリノイ州マウント・バーノンのタイヤ工場に9,500万ドルを投資し、商用車タイヤの生産能力を拡張することを決定した。4月に打ち出したスロバキア・プホフ工場の拡張計画では、投資総額2億5,000万ユーロのうち1億ユーロを商用車タイヤの生産能力増強に充てる。

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