ルーマニア国立銀行(BNR)が13日発表した2013年1-10月期の国外直接投資(FDI)は前年同期比8.2%減の18億1,600万ユーロに縮小した。純資本流入は13億1,000万ユーロ、企業間債務は4億8,200万ユーロだった。昨年は通期で前年比17.8%増の21億3,800万ユーロを記録していた。
\ヴォイニャ予算担当特命大臣は、FDIの総額が減っていることを認めながらも、純資本収支が黒字であることを指摘し、ルーマニアは投資先としての魅力を失ったわけではないとの見方を示している。ルーマニアのFDIは金融危機後の2009年から3年連続で減少。11年には18億1,500万ユーロと08年の2割の水準にまで落ち込んだ。
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