2014/2/19

総合・マクロ

中東欧企業のIT支出、増加見通し

この記事の要約

墺ITサービス大手カプシュ・ビジネスコムがオーストリア、中東欧、トルコなど7カ国の企業を対象に実施したIT投資に関するアンケート調査によると、過去3年にIT支出が「増加した」と回答した企業は3社に1社に上った。今後3年で […]

墺ITサービス大手カプシュ・ビジネスコムがオーストリア、中東欧、トルコなど7カ国の企業を対象に実施したIT投資に関するアンケート調査によると、過去3年にIT支出が「増加した」と回答した企業は3社に1社に上った。今後3年で支出が増加する見通しとした企業は36%、セキュリティ関連分野に限ると56%に達しており、安全対策強化を重視する姿勢がうかがえる。

カプシュ・ビジネスコムは今回、仏調査会社ピエール・オードワン・コンサルタンツに委託して、オーストリア、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、トルコ、ハンガリーの7カ国、計885社のIT部門責任者を対象に調査を実施した。

国別でみると、IT技術の利用度が最も高いのはオーストリアとチェコで、ポーランドとトルコがこれに続いた。導入の計画をみると、ポーランドが最も意欲的で、2位にオーストリアとルーマニアが並んだ。

技術・サービス別の利用度では仮想化とセキュリティ監査サービスがそれぞれ46%で最も高かった。以下、アウトソーシング(44%)、私物デバイスの業務利用(BYOD、42%)クラウド(27%)、ユニファイド・コミュニケーション(27%)、企業内検索(21%)の順となった。

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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