2014/2/19

ロシア

ロシア経済発展省、為替相場とインフレ見通しを小幅修正

この記事の要約

ロシア経済発展省のクレパチ次官は11日、ルーブル相場とインフレの今年の見通しをそれぞれ小幅に修正する方針を示した。インタファクス通信が報じた。 同次官は見通しを修正する理由を、「為替相場が年初に急変したからでなく、201 […]

ロシア経済発展省のクレパチ次官は11日、ルーブル相場とインフレの今年の見通しをそれぞれ小幅に修正する方針を示した。インタファクス通信が報じた。

同次官は見通しを修正する理由を、「為替相場が年初に急変したからでなく、2014年の全体像が変わったからだ」と説明。見通しの修正幅はついては、「それほど大きなものにはならないだろう」と述べた。ルーブルは先月、新興国不安のあおりを受けて対ドルと対ユーロで急落した。経済発展省は現在、ルーブル相場の対ドル平均レートを1ドル=33.90ルーブルと予想している。

同次官はまた、ルーブルの下落がインフレ見通しにも影響を与えると指摘。今年のインフレ率は5.2~5.3%となるとの見方を示した。経済発展省の今年のインフレ率の公式見通しは4.5~5.5%で、ピンポイント数値の目安は4.8%としている。

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