2014/2/26

ハンガリー

墺製紙大手プリンツホルン、ハンガリー政府と戦略提携

この記事の要約

オーストリアの製紙・包装材大手プリンツホルンは19日、ハンガリー政府と戦略提携を結んだ。これにより同国での長期的な投資環境の安定化が見込めるとしている。今後は生産拠点のエネルギー効率向上に投資の重点を置く。 プリンツホル […]

オーストリアの製紙・包装材大手プリンツホルンは19日、ハンガリー政府と戦略提携を結んだ。これにより同国での長期的な投資環境の安定化が見込めるとしている。今後は生産拠点のエネルギー効率向上に投資の重点を置く。

プリンツホルンは1990年にハンガリーに進出した。現地会社ハンブルガー・フンガリア、ドゥパレッチュ、ドゥナパックを通して事業展開する。年間売上高は約1,100億フォリントで、輸出額が600億フォリントに上る。過去20年間の投資額は約6億ユーロ。

プリンツホルンはハンガリーの製紙市場で85%のシェアを占め、製紙・包装材業界で主導的な役割を担っている。また、古紙紙再利用などを通してハンガリーの環境政策にも大きく貢献する。製紙業界の事業環境や規制改善で政府に働きかけ、業界の発展につなげたい考えだ。

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