2014/3/12

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

仏重電大手アルストム、トルコの地熱発電会社に出資

この記事の要約

仏重電大手アルストムはこのほど、トルコの地熱発電会社デルトム・ジェオテルマル(Deltom Jeotermal)の株式30%取得することで合意した。地熱資源が豊富なトルコで地熱開発や発電所の建設に取り組む。 アルストムは […]

仏重電大手アルストムはこのほど、トルコの地熱発電会社デルトム・ジェオテルマル(Deltom Jeotermal)の株式30%取得することで合意した。地熱資源が豊富なトルコで地熱開発や発電所の建設に取り組む。

アルストムはトルコで石炭火力発電所や水力発電所向け設備を供給しており、コジャエリ県ゲブゼにある工場では変圧器を生産している。また、鉄道車両・交通インフラ部門のアルストム・トランスポールはイスタンブールに中東・アフリカ事業本部を置き、さまざまな鉄道プロジェクトを手がけている。

トルコ鉱物調査開発研究所(MTA)によると、トルコの地熱資源量は欧州で首位、世界で7位につける。政府は地熱発電の発電量を2023年までに現在の6万メガワット(MW)から12万MWに倍増させることを目標に掲げている。