2014/4/9

ポーランド

PGNiG、シェールガス探査で米シェブロンと提携契約調印

この記事の要約

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)は1日、米石油メジャーのシェブロンとシェールガス探査事業で提携することで正式合意しだと発表した。同国南東部の4鉱区で探査を共同で進める。シェブロンのノウハウを活用することで作業の […]

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)は1日、米石油メジャーのシェブロンとシェールガス探査事業で提携することで正式合意しだと発表した。同国南東部の4鉱区で探査を共同で進める。シェブロンのノウハウを活用することで作業の効率化とコスト節減を見込む。プロジェクトが好調であれば提携を深める方針だ。

対象となるのは、PGNiGが免許を保有するトマシュフ・ルベルスキとヴィシュニュフ・タルノシンと、シェブロンが免許を持つスビエジニエツとグラボビエツの4鉱区。地質データやこれまでの経験を共有するとともに、試掘井の設置でも協力する。

PGNiGは、2016年までに有望なシェールガス鉱区を特定し、その後の探鉱事業の方向性を定める予定だ。今年の探鉱予算は13億ズロチ。シェールガス10本を含む試掘井33本の掘削を計画している。

(東欧経済ニュース12月18日号「PGNiG、米シェブロンとシェールガス開発で提携」を参照)